今回は、しっぽの先を小刻みに振っている犬ってどんな気持ち?というギモンにお答えします♪
「しっぽを振っている=嬉しいから」と誤解されがちですが、実はそうではありません。
犬はしっぽの向き、高さ、振り方、速度でさなざまな気持ちを表現しています。
しっぽの動きをじっくりと観察して、犬のココロを正確に読み取ってあげましょう♪
しっぽの先を小刻みに振っている犬って一体どんな気持ちなの!?
さっそく詳しく見ていきましょう!
Contents
犬がしっぽの先を小刻みに振っているのは、人や他の犬などに警戒しているサイン!
犬のしっぽの振り方には、さまざまなバリエーションがあります。
その中でも、犬がしっぽの先を小刻みに振っているのは、人や他の犬などに警戒しているサインです。
たとえば知らない人が近くに来たときに、「この人は一体だれなんだ…?」と緊張してこのような態度を取るでしょう。
犬のほうから相手のことを確かめようと、みずからしっぽを振って近づく場合もあります。
犬の「警戒サイン」を見逃すとトラブルに繋がる可能性も。
しっぽをフリフリして来てくれた!挨拶してくれるのね。ナデナデ。
一見歓迎してくれているようにも見えるので、このように犬に手を差し出して、撫でようとする人も少なくありません。
しかし犬は、あくまでも警戒して相手の様子を確かめようとしているだけなので、こんなときに手を差し出されると「攻撃される…!」と勘違いをしてしまいます。
そして最悪の場合、自分の身を守るための「反撃スイッチ」が入り、吠えたり本気で噛み付いたりと、攻撃的な態度を取るでしょう。
大型犬に本気で噛まれたらどうなってしまうのか…というのはいうまでもありませんが、 実は小型犬でも油断は禁物です。
小型犬は臆病なわんこが多く、「反撃スイッチ」が入りやすいのです。
からだは小さくても、本気を出すと噛む力が強い犬種が多いので十分に注意しましょう。
ちなみに私は専門学生だった頃、ワイヤーダックスに「腕がちぎれる…」と感じるくらい強く噛まれたことがあります。
指先から肘まで、腕全体が穴だらけのアザだらけ。治るのに時間がかかり、悲惨でした…
犬の警戒心の強さはしっぽを振る速度と比例している!
犬のキモチというのはしっぽを振る速度からある程度は把握できます。
しっぽを震わすようにして素早く小刻みに振っているときは、警戒心がかなり強い証です。
反対にゆっくりと振っているときは、警戒心が弱まっている状態といえるでしょう。
ただし、「嬉しい」「楽しい」という気持ちを表すときは、しっぽを勢いよく振るので例外といえるかもしれません。
そんなときは表情も穏やかなため、その場の状況から考えても見分けはつくと思います。
さいごに
今回は、しっぽの先を小刻みに振っている犬ってどんな気持ち?というギモンにお答えしました♪
犬の感情は、しっぽの動きだけでなく、耳の動き、鳴き声、しぐさなどからも読み取れます。
よく観察して愛犬の気持ちを正しく読み取り、上手にコミュニケーションを取りましょう♪
しっぽの感情表現には個体差があります。