今回は「犬の吠え方「ワンッ」と「ワンワンワン」、気持ちに違いはあるの?」というギモンにお答えします♪
犬の鳴き声といえば「ワンっ」や「ワンワンワン」というのがすぐ思い浮かびますよね。
結論からいうと、「ワンッ」と短く吠えるときと、「ワンワンワン」と少し高い声で連続して吠えるときには、 犬の気持ちに違いがあります。
それぞれの犬の気持ちを詳しく解説します。
Contents
「ワンッ」と短く吠えるとき
「ワンッ」と短く吠えるときの意味は大きく分けて2つある
「ワンッ」と短く吠えたときには、 大きく分けて2つの意味を表していますが、いずれもポジティブな感情です。
1. 軽く声をかけて相手の気を引いている場合
こんにちワン!
「ワンッ」と短く吠えるのは、 「ちょっとこっちむいてっ」「ねぇ!」と相手に声をかけているとき。
このときは、何か切実な要求があるわけではなく、ただ軽く相手の気を引き、振り向いてもらおうとしているだけの場合が多いです。
2. 遊びに誘っている場合も
いっしょにあそぼ!
また、仲の良い犬に対して「ワンッ」と短く吠えるのは、 「いっしょにあそぼ!」と誘っている合図です。
このときの犬は、しっぽを振ったりお尻を上げるポーズをしたりして、からだ全身で遊びたい気持ちを表現しているはずです。
「ワンワンワン」と少し高い声で連続して吠えるとき
「ワンワンワン」と少し高い声で連続して吠えるのは何かを要求しているとき
ねえねえ!ねえってば〜
「ワンワンワン」と少し高い声で連続して吠えるのは、何かを要求しているとき。
「ワンワンワン!」「ワンワンワン!」と何度も繰り返し吠えている場合は、 自分の要求が通るまで粘っている状態といえます。
吠え続けていたら要求が通った、という成功体験を覚えて試しているのかもしれません。
なんでも願いを叶えてあげていると、毎回のように吠え続けておねだりするようなワンコになってしまうので、 しつけとして「ダメなものはダメ」と教えていきましょう。
例1)おやつがほしいとき
おやつちょうだいよ〜
例えば、おやつが置いてある場所の前で「ワンワンワン」と吠えているとき。
欲しがるたびにおやつを与えていると、犬は食いしん坊になって太ってしまいます。
そして、たとえ夜中の3時台であろうとも構わず要求吠えしたりと、飼い主さんの生活に支障が出るなんてことも…。
例2)ケージから出して欲しいとき
ここから出して〜
ケージの中から「ワンワンワン」と吠えているとき。
お留守番していた場合は「散歩!」「出して!」と催促しているのかもしれませんね。
扉を開けると大喜びで出てきますが、来客があったときなど、ケージで待っていて欲しい場面でおとなしくできなくなります。
吠えるのをやめたら出してあげるなど、やはりしつけは重要になります。
さいごに
今回は「犬の吠え方「ワンッ」と「ワンワンワン」、気持ちに違いはあるの?」というギモンにお答えしました♪
吠え方の違いで、全く違った意味を表していることがわかりましたね。
犬と上手にコミュニケーションを取るためには、 吠え方の違いだけでなく、しっぽ、耳、あるいはからだ全体で表すしぐさから、気持ちを読み取ってあげる必要があります。
「犬が何かを伝えていそうだな」と感じたら、「どんな気持ちなのかな?」と慎重に観察して、上手に対応してあげてくださいね。
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