今回は、動物病院の待合室で過ごす時のマナー&注意点についてご紹介します。
動物病院には、人間の病院と同じように守るべきマナーというものがあります。
知らずに周囲に迷惑をかけないためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
それではさっそく見ていきましょう!
Contents
動物病院の待合室で過ごす時のマナー&注意点を紹介!
待合室で過ごす時に守るべきマナーは以下の6つとなります。
1.お行儀良く待つ
まず、衛生面の問題・転落の危険を考えて、飼い主用に設置された椅子には犬を乗せないようにしましょう。
同じ理由で、受付けの時に受付台に犬を乗せないようにしましょう。
両手が塞がっている時は病院スタッフや家族に少しの間だけ預けておくのがベストです。
待合室での過ごし方は以下を参考にしてみてください。
子犬・小型犬の場合
子犬・小型犬の場合はクレートやキャリーバッグに入れるか、リードを付けて抱っこしましょう。
抱っこしている時は腕から愛犬が飛び降りないように注意してください。
中型犬・大型犬の場合
中型犬・大型犬の場合はリードを短く持ち、飼い主さんの横または椅子の下で静かに伏せをさせましょう。
動き回るようならならリードを足で踏んで固定してください。
首輪は犬が強く抵抗すると抜けることがあるため、胴輪が好ましいです。
普段おとなしい犬だからと院内でリードを外してしまうと、思わぬトラブルの原因になることがあります。
たとえ愛犬が平気そうでも他の犬や飼い主さんが怖いと感じるかもしれませんので、院内で自由に歩かせるのはやめましょう。
2.動物どうしの接触は控える
普段外で散歩している時の感覚で、犬が他の動物に近づこうとするのはよくある話です。
しかし、待合室にはワクチン接種前の子犬や安静が必要な犬、また他の動物がいます。
中には伝染病を持っている動物もいるかもしれません。
そのため、動物どうしの接触は極力控えるように注意しましょう。
待合室で一緒に待つ動物たちは、さまざまな理由でそこにいます。
思いやりを忘れずに過ごしてくださいね。
3.許可を得ずに他のペットに触らない
飼い主さんの許可を得ずに他のペットに触るのはやめましょう。
理由は犬どうしを接触させない理由と同じで、ワクチン接種前の子犬や安静が必要な犬、また他の動物に配慮するためです。
また、具合の悪い犬は普段よりも神経質になっていることがあり、手を伸ばした瞬間に噛み付いてくる可能性があります。
病院という慣れない環境で神経質になってしまう犬も多く見られます。
動物大好きな飼い主さんなら、ついつい他の可愛いペットと触れ合いをしたくなるかもしれませんが、病院内ではガマンしてください。
良かれと思って他の犬におやつを与えるのもNGです。
食事制限のある犬や、アレルギーを持つ犬もいるからです。
★待合室で犬が吠えたりソワソワしていたら
外で待つ場合は、うんちなどを片付けられるように散歩用のバッグを持っていきましょう。
ただし本来は、病院の敷地内・病院周辺の住宅地でトイレさせるのはマナー違反ですので注意してください。
車の中で待つ場合は犬だけを車内に残さず、温度調節をしながら待ちましょう。
★待合室で粗相をしてしまったら
もし待合室で粗相してしまったら、放置せずに飼い主さんが片付けましょう。
また、病院側で消毒を行う場合があるので、黙認せずにスタッフに声をかけましょう。
粗相した時に備えて、ペットシーツやビニール袋を持参していると便利です。
また、粗相しそうなそぶりを見せた時、ペットシーツの上で出来るように普段からしつけをしておくとGoodです。
★診察の順番に関する理解
「なんで私より遅く来た人の方が先に呼ばれたの?」と不満を抱く人がいます。
これはワケを知らないと納得しづらいかもしれません。
担当の獣医さんの手が空いてない時や、検査機器の使用状況などによって順番が前後する場合があるのです。
緊急時は病院スタッフに伝えるべきですが、そうでなければ静かに順番を待ちましょう。
さいごに
- お行儀よく待つ
- 動物どうしの接触は控える
- 許可を得ずに他のペットに触らない
- 静かに待てない場合などは病院外で待つ
- 粗相をしたら飼い主さんが片付ける
- 診察の順番に関する理解をする
待合室は愛犬が病気と診断され不安に思う飼い主さんや、
病気にかかった動物たちに対して配慮を忘れてはいけない場所です。
飼い主さんがマナーを守り、動物たちが少しでも安心して過ごせるようにしましょう🐩❤️