人間の病院と同じように、動物病院にも守るべきマナーがあります。
中でも診察室でのマナーは最も重要ともいえるので、しっかりと確認しておきましょう。
Contents
診察室に入室した時のマナー&注意点を紹介!
診察室に入室した時に守るべきマナーは以下の6つとなります。
1.携帯電話の電源は切っておく
病院内(特に診察室内)では携帯電話・スマートフォンの電源を切っておきましょう。
病院内には、犬の命に直接関わる医療機器がたくさん置いてあります。
また、身体に医療機器を装着した動物がいる場合があります。
これらの医療機器の中には、電磁波の影響を受けて誤作動する可能性があるものも含まれています。
命に関わる医療機器を誤作動させてしまう…聞いただけでも恐ろしいですよね。
電源を切るという、たったそれだけのことで事故を防ぐことが出来るので、これを知ったみなさんは必ず電源を切るようにしましょう。
どうしても使用したい場合は病院の外に出てからにしてくださいね!
2.医療機器には触らない
診察室に置いてある医療機器などに勝手に触るのはやめましょう。
診察室の中にはさまざまな医療機器が置いてありますが、その中には高価なものも数多く含まれています。
これらを勝手に触って壊してしまったら大変です。
(安かったら壊しても大丈夫、という訳ではありませんよ…!)
犬が鼻で触れて落としてしまったり、噛み付いて壊してしまうこともあるので注意しましょう。
3.獣医さんの指示に従う
診察室に限ったことではありませんが、獣医さんの指示には従うようにしましょう。
検査や治療をする時に、場合によっては飼い主さんが愛犬を押さえるよう指示されることがあります。
逆に、飼い主さんがいることで愛犬の気が強くなってしまう場合などに、一度退室するよう指示されることがあります。
これらの指示は獣医さんがスムーズに処置を行うためですので、素直にに従いましょう。
押さえるよう指示された場合は、愛犬が動かないようにしっかりと固定しましょう。
うまく押さえられるか不安なら、遠慮せず病院スタッフに言ってくださいね。
4.診察中は話しかけない
緊張する愛犬に「大丈夫だよ」とつい声をかけたくなりますが、診察中は静かに見守るようにしましょう。
獣医さんは、犬のちょっとした仕草や聴診器からの小さな音を頼りに診察を行なっています。
そのため飼い主さんの声がすると診察の邪魔になってしまうことがあるのです。
愛犬が飼い主さんの声に反応して動いてしまうのも困りますよね。
獣医さんからの問いかけがある時以外は、なるべく静かに診察を見守っていましょう。
5.病状を正確に伝える
病状を正確に伝えられるようにしましょう。
愛犬が自ら「おなかが痛いんだ…。」と症状を話してくれたら1番良いのですが、そうはいきませんよね。
ですので、飼い主さんからの情報が診断時の大きな手がかりになります。
診察を受ける時には、いつ頃からどんな症状が出ているのかなどを獣医さんに分かりやすく伝えられるようにしましょう。
家族の中でも、犬の様子を日頃からよく見ている人が連れて行けるとGoodです。
正確に伝えるためにも事前にメモを用意しておくのがオススメです。
動物病院で伝えること
- 症状/いつ頃から
- 何を/どれくらい食べた
- 排泄の量/回数/状態
- ワクチン接種はいつ/何を受けた
★症状を言葉で説明出来ない時
発作の説明をする時などに「うまく言えないな…。」と思うことはありませんか?
こんなふうに頑張って伝えるのも、ダメというわけではありません。
ですが説明しづらい症状が出ている時は、口頭で伝えるよりも、スマホなどで動画撮影したものを見せたほうが正確に伝わりやすくなるためオススメです。
可能ならば家族に協力してもらいましょう。
さいごに
- 携帯電話の電源は切っておく
- 医療機器には触らない
- 獣医さんの指示に従う
- 診察中は話しかけない
- 病状を正確に伝える
- 症状を説明しづらい時は工夫をする
動物病院は犬にとっては行き慣れなくて、緊張する場所です。
飼い主さんがマナーを守り、動物たちが少しでも安心して過ごせるように心がけましょう🐩❤️